1月14日(日)、サムシング・コーポレイトの中心人物でもあるアンドリュー・マクマホンのソロ・プロジェクトであるジャックス・マネキンによる、キャッチーでメロディアスな楽曲満載の初のアルバム『エヴリシング・イン・トランジット』を引っさげての初来日公演を観に、東京 DUO MUSIC EXCHANGEに行ってきました。
昨年は、ジェイムス・ブラントやダニエル・パウター等、所謂男性シンガー・ソングライター達の作品が脚光を浴びた年でしたが、特に、ダニエル・パウターの大ブレイクのお陰か、所謂ピアノ・エモ系のアルバムもCDショップの試聴機で、SSW系と並んでよく見かけました。そんな中でも、ピアノがリードするメロディックなポップ・ロックのバンドのアルバムとしては、ザ・フレイの『HOW TO SAVE A LIFE~こころの処方箋』はとても気に入りまして、実際、昨年9月11日にはタワーレコード渋谷店B1Fの『STAGE ONE』で行われたINSTORE LIVEにも行きました。実は、そのINSTORE LIVEの後、偶々試聴機で初めて聴いたのが、このジャックス・マネキンによるアルバム『エヴリシング・イン・トランジット』でした。というのも、ザ・フレイ等、所謂ピアノ・エモ系のバンドの紹介文の中で、コープランドと並んで先駆的なバンドとして頻繁に目にしたのがサムシング・コーポレイトというバンド名で、以前から気になっていたところに、サムシング・コーポレイトの中心人物によるソロ・プロジェクト作品というのが目に留まったからなのですが、実際、聴いた瞬間にその音楽性、美しいピアノの音色に魅了されまして、即購入に至りました。
でも、日本盤のライナーノーツを読んで、アンドリュー・マクマホンが急性リンパ性白血病を患っていたことを知り、健康面を考慮したら(克服したとしても)まだ日本ツアーなんてあり得ないな、と思い込んでいたので、今回の来日公演を知ったのは何と先月のことで、既に1月13日の公演はSOLD OUTとなっていたものの、幸い追加公演となる14日の公演のチケットがまだ残っていたので、急遽購入し何とか参加できた次第でした。
それにしても、ジャックス・マネキンのライヴは、オーディエンスとの一体感溢れる、想定外の熱い(暑い)ライヴでした。実際、客電が落ちるまでは整然と待っていた訳ですが、客電が落ちた瞬間からは凄い盛り上がりでしたし、演奏もCD以上にピアノがロックしていまして、ある意味、ベン・フォールズ・ファイヴのライヴを彷彿とさせるものがありましたし、アンドリュー・マクマホンも、急性リンパ性白血病を患っていたとはとても思えない程、エネルギッシュなパフォーマンスを披露してくれました。しかも、笑顔を絶やさずに凄く楽しそうに演奏している姿がまたとても微笑ましくて、その真摯な姿勢にも非常に好感を抱きました。ということで、ジャックス・マネキンのライヴを、是非とも近い将来にまた観てみたいです!
最後に、その日のセットリストを下記にご紹介します:
1. Bruised
2. Holiday From Real
3. Dark Blue
4. Last Straw, AZ*
5. I'm Ready
6. La La Lie
7. Kill The Messenger
8. Message In A Bottle (The PoliceのCover)*
9. Rescued
10. The Mixed Tape
11. Into The Airwaves
(Encore)
12. Punk Rock Princess (Something CorporateのCover)*
13. My Name Is Jonas (WeezerのCover)*
14. MFEO
Pt1 - Made For Each Other Pt2 - You Can Breathe
*印:『Holiday EP』収録の未発表曲、或いはカヴァー
ほかはアルバム『エヴリシング・イン・トランジット』収録曲