ボストン(Boston)のリードヴォーカル、ブラッド・デルプ(Brad Delp)が、3月9日ニューハンプシャー州南部の自宅で、死亡しているのが発見された。地元警察によると、現在死因を調査中だが、犯罪の可能性は無いとの事。
ボストンは70年代に活躍したロックバンドで、クラシックロックの定番曲「More Than a Feeling」や、「Don’t Look Back」、「Long Time」などの曲で知られていて、デルプのパワフルな高音域のヴォーカルが印象的だった。バンドが76年にリリースしたデビューアルバム『Boston』は、1700万枚を売り上げ、デビューアルバムとしては未だに全米で一番多く売れたアルバムの記録となっている。続く78年にリリースした2ndアルバムの『Don’t Look Back』も、発売1ヶ月で400万枚を売り上げた大ヒットアルバムだった。
しかし、その後は86年にシングル「Amanda」がヒットするまで新曲を出さない状況が続き、91年には、デルプがバンドメンバーのバリー・ゴードリュー(Barry Goudreau)と共に、ボストンを脱退することになってしまった。結局、ボストンは78年以降、2枚のオリジナル盤とベスト盤を1枚リリースしただけにとどまっている。
デルプは、97年にリリースしたベスト盤に収録する新曲レコーディングの為に、一旦バンドに戻ったが、ここ数年は音沙汰無しの状況だった。ニューアルバムを制作しているなどの噂はあったが、実際に制作されていたかなどは分かっていない。
■ Source: Billboard STATION